美容師がパーマ剤に望むことは「時間」「手間」「におい」 スタイリストアンケート(Vol.9)

弊社が保有しているモニター、スタイリスト(美容師)に対しておこなっているアンケート、今回で9回目です。

今回は「パーマ施術」についてお聞きしました。

アンケート調査の概要

調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:弊社保有モニター
     スタイリスト(美容師)経験2年以上の男女(全国)
調査期間:2022年9月30日~10月11日
有効回答数:301サンプル
調査主体:弊社(株式会社 マーケティング・リサーチ・サービス)

今回の調査テーマは、「パーマ施術」についてです。
スタイリスト経験2年以上の方を対象としてアンケート調査を実施しました。

*小数点以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

30代(38%)と40代(42%)が多く、両者を合わせると回答者全体の8割です。

パーマ施術の割合と取り扱っているパーマの種類

お勤めの美容室でのパーマ施術の割合と取り扱っているパーマの種類をお聞きしました。

設問1

店全体で、パーマ(コールドパーマ、ホットパーマ、デジタルパーマ、エアウエーブ等)施術をする割合についてお教えください。

パーマ施術割合は意外と少なく、74%が3割未満と回答。

設問2

お店でお取り扱いになっているパーマの種類をお教えください。(回答はいくつでも)

コールドパーマ、ストレートパーマは8割以上が取り扱っている。また、デジタルパーマは全体の約半数のお店で取り扱っている。

パーマに対する美容師の意識

パーマの最新情報への関心について聴いてみました。

設問3

次にあげる項目について、あなたはどのようにお感じでしょうか。

  1. パーマの流行に敏感である
  2. 常にパーマの最新情報を得ることを気にかけている
  3. パーマ施術に自信をもっている

最新情報を気にしているが、パーマの最新流行に敏感かといえば、半数はそれほど積極的であるといえないようです。

パーマ剤に一番望むことは?

設問4

あなたご自身が、パーマ剤に一番望んでいるものについて教えてください。(回答はひとつだけ)

「施術時間の長さ」は重要なようですね。

「施術の手間が少ないこと」と「不快なにおいが感じないこと」が次に挙げられていました。

【その他回答例】 
カールがきれいにでる 3件
仕上がりの質感 2件 など

まとめ

本記事では、当社マーケティング・リサーチ・サービスが提携しているスタイリスト(美容師)に対して実施した、アンケート調査結果を紹介しました。

パーマ施術割合は3割未満が多くみられました。パーマ剤への要望は「時間」と「手間」「不快なにおい」が上位でした。
パーマの最新情報や流行感度は気にかけてはいるが、「どちらともいえない」の回答割合も高く、意識の違いは店舗におけるパーマ施術割合に関係するのでしょうか。また次のアンケート機会に詳しく聞いてみたい項目です。
※今回は、上記以外にパーマ種類別のお客様割合とパーマ種類別の平均施術料金を聞いております。詳細をお知りになりたい場合やご要望などございましたら、digmar編集部に問い合わせください。

当社は、スタイリスト(美容師)のパネルを抱えており、現場の実態や流行などさまざまなテーマを調査することが可能です。スタイリスト(美容師)に対して調査を実施したい場合は、ぜひ当社までご相談ください。

>>前回(Vol.8)『美容室のサブスクとスタイリストのランチ事情』編をご覧になりたい方はこちら

(digmar編集部)