美容師が自宅で使っているドライヤーのブランドは?スタイリストアンケート(Vol.10)

スタイリストVol10

弊社が保有しているモニター、スタイリスト(美容師)に対しておこなっているアンケート、今回で10回目です。
今回は「ドライヤー」についてお聞きしました。

アンケート調査の概要

調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:弊社保有モニター
     スタイリスト(美容師)経験2年以上の男女(全国)
調査期間:2023年2月13日~2月26日
有効回答数:283サンプル
調査主体:弊社(株式会社 マーケティング・リサーチ・サービス)

今回の調査テーマは、「ヘアドライヤー・ヘアアイロン」についてです。
スタイリスト経験2年以上の方を対象としてアンケート調査を実施しました。

*小数点以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

性別年代構成
性別年代構成

自宅で使っているヘアドライヤーのブランド

スタイリストさんが自宅で自分用に使っているドライヤーの種類をお聞きしました。

設問1

あなたがお持ちのドライヤーのメーカーとその製品名についてお答えください。
複数お持ちの方は、メインで使用しているものについてお答えください。(回答はひとつだけ)
*回答形式は自由記述回答

ヘアドライヤー メーカー名
ヘアドライヤー メーカー名
ヘアドライヤー ブランド名
ヘアドライヤー ブランド名

自宅で使っているドライヤーのメーカー名について、「TESCOM」が22%と最も多くなっていました。次に「リュミエリーナ」が13%で2番目に多く、その次に「MTG」が13%で3番目に多くなっていました。

ブランド名で見ると、「Nobby」(22%)、「Refa」(12%)「レプロナイザー」(7%)という順位となりました。また、「パナソニック」はメーカー名の順位では10%で4番目に多くなっていますが、ブランド名の順位では「ブランド不明」の回答が多く、パナソニックのブランド「ナノケアドライヤー」としては4%となっています。

自宅で使っているヘアドライヤーの購入金額

設問2

前問で回答したドライヤーについて購入金額をお答えください。(回答はひとつだけ)

ヘアドライヤー購入金額
ヘアドライヤー 購入金額

購入金額「1万円以上」の割合が60%という結果になりました。その中で、「3万円以上」の割合は22%となっていました。

ヘアドライヤーを購入する際の重視点

設問3

あなたはドライヤーを購入する際に、何を重視して購入しますか?あてはまるものをすべえお答えください。(回答はいくつでも)

ヘアドライヤー購入重視点
ヘアドライヤー購入重視点

ヘアドライヤーの購入重視点TOP3は「風量(67%)」「髪への効果(54%)」「速乾性(47%)」となりました。「価格」は43%で4番目という結果になりました。

「ヘアドライヤー購入金額」ごとの購入重視点

前問の「ヘアドライヤー購入金額」の回答ごとに「購入重視点」を見てみます。
「髪への効果(まとまり、ツヤ、サラサラになるなど)」や「機能性」といった項目で、ドライヤーの購入金額による差が出ていました。「3万円以上」「2万円以上~3万円未満」の高価格帯のドライヤー使用者ほど「髪への効果」や「機能性」を重視している傾向が見られます。
一方で、「風量」は購入金額による差が出ておらず、いずれも60%以上が重視するという結果になりました。

ヘアアイロンの使用頻度

設問4

あなたは、ヘアアイロンをどれくらいの頻度で使いますか?(業務上ではなく、ご自身について)(回答はひとつだけ)

ヘアアイロン使用頻度
ヘアアイロン使用頻度

週に1日以上ヘアアイロンを使用する人の割合は、約50%という結果になりました。その中で、1日1回以上する割合は約30%という結果になりました。

まとめ

本記事では、当社マーケティング・リサーチ・サービスが提携しているスタイリスト(美容師)に対して実施した、アンケート調査結果を紹介しました。
スタイリストさんたちが自身で使っているドライヤーについて、「Nobby」、「ReFa」「レプロナイザー」といったドライヤーの使用率が高くなっていました。最も使用率の高かった「Nobby」は、プロ用のドライヤーでサロンシェア1位で(※1)、美容院の現場でよく使用されるブランドのようです。よって、普段仕事で使用しているドライヤーを気に入って、家でも同じブランドの家庭用ドライヤーを使用しているのではないかと考えられます。
※1 株式会社テスコムホームページより(リンク:https://www.nobby-pro.jp/news/904/

ドライヤーの購入金額についても、「1万円以上」の割合が60%となっていました。
また、品質重視点では「風量」や「髪への効果」、「速乾性」が「価格」よりも重視する割合が高い結果となっており、仕事用だけではなく、普段自分自身に使うドライヤーに対してもこだわりがうかがえる結果となっていました。

当社は、スタイリスト(美容師)のパネルを抱えており、現場の実態や流行などさまざまなテーマを調査することが可能です。スタイリスト(美容師)に対して調査を実施したい場合は、ぜひ当社までご相談ください。

>>前回(Vol.9)『パーマについて』編をご覧になりたい方はこちら

(digmar編集部)

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