【自社アンケート調査】スタイリスト(美容師)のライフスタイルアンケート vol.2

-スタイリスト(美容師)の”今”を知る vol.2-

弊社が保有しているモニター、スタイリスト(美容師)を対象にしたアンケートの第2弾!
スタイリスト(美容師)個人が「今年はこれだ!」と思う今年流行りそうなカラーやヘアスタイルは何?、コロナ禍でますます利用が増えてきているECですが、サロンではどうしているの?、冬の寒さと乾燥や毎日の手荒れに悩んでいるスタイリスト(美容師)がお勧めのハンドクリームとは?といった疑問を聞いてみました。回答内容にはスタイリスト(美容師)ならではの視点が見られました。本記事では、調査結果をまとめて紹介します。

アンケート調査の概要

調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:弊社保有モニター『いつでも美容師』
スタイリスト(美容師)経験2年以上の男女(全国)
調査期間:2021年1月14日~1月27日
有効回答数:111サンプル
調査主体:弊社(株式会社 マーケティング・リサーチ・サービス)

調査テーマは「スタイリストの”今”を知る」シリーズの第2弾。
第1弾は新型コロナウイルス感染症が拡大する中、美容サロンでの感染症対策や、マスク着用が当たり前の状況でヘアスタイルについて気を付けているポイント、さらにはAI(人工知能)が台頭する時代のスタイリスト(美容師)の強みなどについてアンケートを実施しました。さて、今回はどんな意見がでたでしょうか。

回答者の年齢は以下のとおりです。

30代(52.3%)と40代(40.5%)が多く、両者を合わせると回答者全体の92.8%を占めています。

気になる手荒れ:美容師さんお勧めのハンドクリームを教えて!

設問1

仕事柄、手荒れが気になる方も多いかと思います。オススメのハンドクリームの銘柄がございましたら気に入っている理由も併せてお教えください。(自由回答)
 ※表・グラフの数値は、2件以上の自由回答をコード化しまとめたものです。

一般女性に聞くとドラッグストアやスーパーで買えるアトリックス、ニベア、ユースキンなどが主に使っているハンドクリームとしてあげられることが多いです。スタイリスト(美容師)さんも「アトリックス、ニベア」をお勧めとしてあげていましたが、ヘアケア関連のメーカーが扱っている商品「ナノアミノ、ナプラ N.」や医薬品の「ヒルドイト」がお勧めの上位であげられていたのはスタイリスト(美容師)さんならではの回答でした。

気に入っている理由のTop5には、「感触(ベタつきがない、さらっとしている)30.6%」「保湿力が27.0%」があがっており、次に「匂いのよさ」、仕事柄手荒れがひどいことから「手指が保護され、効果が持続し、炎症が抑えられる」ことが理由としてあがっていました。

今年流行しそうなデザインやカラーは何?

スタイリスト(美容師)から見た今年の流行はいったいどんなヘアスタイルかを聞いてみました。

設問2

今年流行しそうなデザインやカラーがありましたらお教えください。(自由回答)
 ※グラフの数値は、自由回答をコード化しまとめたものです。

★カットデザイン
レイヤースタイルが32.4%ともっとも高く、ウルフ、ボブが続き、ロングよりミディアム~ショートが流行しそうとの回答でした。

【その他回答】
コロナ禍でも長持ちしそうなデザイン/おでこの見せ方やサイドのライン、ボリュームを演出できるスタイル/マスクをしても顔全体が隠れないスタイルという回答が見られました。
個別では、韓国風スタイル、横にあまり厚みのないスタイル、角のないいい意味でボケたデザイン、ブランド感のあるパツっとした質感、バブル期のようなスタイルなどスタイリスト(美容師)の個性が感じられました。

★ヘアカラー
ポイントカラー(23.4%)、ハイライト(17.1%)と部分カラーに流行の兆しがありそうです。
色では、「暖色系」「ピンク・ベリー・ボルドー系」「ハイトーンカラー」「ベージュ系」などがあげられていました。1名ですが「鬼滅カラー」という回答がありました。

★パーマ
パーマは、「強めしっかり」派が若干多いようにも思いますが、「ゆるふわな柔らかい質感」派とわかれるようです。
「ツイスト、スパイラル」というのも少し流行の兆しがみえるようです。

スタイリスト(美容師)がよく使うショッピングサイト

スタイリスト(美容師)はどんなショッピングサイトを使っているのか聞いてみました。

設問3

あなたがよく使うショッピングザイトを全てお教えください。(複数回答)

結果はAmazon、楽天が2大巨頭でした。

サロン独自のECサイトについて

お勤めのサロンではECサイトは持っているのか聞いてみました。

設問4

お勤めのサロンでは、サロン独自のECサイトをお持ちですか? 
サロン独自のECサイトをお持ちでない場合の理由は?

独自のECサイトを持っていないサロン(美容室)は、96件でした。

「独自のECサイトを持っていない」のはどんな理由があるのかを聞いてみました。(複数回答)

・「必要ない/考えていなかった」という回答が34.4%。
・運営にあたっての阻害理由としては、「運営するのに人手が足りない(29.2%)」「発送業務や問い合わせ対応が面倒/大変だから(22.9%)」「運営費がかかる(22.89%)」など人手/手間と経費の課題がありそうでした。

まとめ

本記事では、当社マーケティング・リサーチ・サービスが提携しているスタイリスト(美容師)に対して実施した、アンケート調査結果を紹介しました。本調査によって、現場のスタイリスト(美容師)がお勧するハンドクリーム銘柄から、ふだんの仕事での手指の荒れの悩みの強さが垣間見られ、スタイリスト(美容師)ならではのオススメ銘柄がありました。

また、今年の流行については、「カットデザイン」は軽さが感じられるレイヤースタイル、「カラー」はポイントカラーに兆しを感じているようでした。「パーマ」はしっかり強め派とゆるふわ派にわかれそうな感じでした。

当社は、スタイリスト(美容師)のパネルを抱えており、現場の実態や流行などさまざまなテーマを調査することが可能です。スタイリスト(美容師)に対して調査を実施したい、是非スタイリスト(美容師)にこんな製品を試してもらいたい等お考えの方もぜひ当社へご相談ください。

(digmar編集部)