ゴールデンウィークに自宅の大掃除をした人は○％！｜大掃除についてのアンケート

「大掃除」といえば年末年始におこなう冬の風物詩です。

そのため11月～12月ごろになると、テレビで掃除グッズや掃除テクニックなどの特集が組まれたり、お店で掃除用品の催事売場が作られたりすることが多くなります。

ただ実際には、年末年始の年1回だけではなく、それ以外の時期でも長期の連休を利用して大掃除をおこなっているという人もいるのではないかと考えられます。

もしそういった人が多いのであれば、年末年始以外の連休の時期にも掃除用品関連のプロモーションを実施すべきです。

そこで今回は、今年（2024年）のゴールデンウィークに大掃除をした人がどの程度いるか、また、ゴールデンウィークの大掃除の内容は年末年始と比較してどのような特徴があるかについてアンケートを実施しました。

【調査概要】
調査手法：インターネットリサーチ
調査対象：20～59歳の男女（インターネットモニター）
調査期間：2024年5月7日～5月8日
有効回収数：402名（性別年代均等割り付け）
調査主体：弊社（株式会社マーケティング・リサーチ・サービス）

GWと年末年始　自宅の大掃除の実施状況

今年のゴールデンウィークと、去年から今年にかけての年末年始に、それぞれ「自宅の大掃除」を実施したかを質問しました。
ゴールデンウィークに大掃除をした人は19％で、年末年始に大掃除をした人は43％でした。

年代別で見ると、ゴールデンウィークと年末年始ともに30代の大掃除の実施率が、他年代よりやや高くなっていました。

男女別では、ゴールデンウィークと年末年始ともに大掃除の実施率に差は見られませんでした。

次に、ゴールデンウィークに大掃除をした人に絞って、年末年始の大掃除の実施状況を見てみたところ、ゴールデンウィークに大掃除をした人のうち、年末年始にも大掃除をした人は87％でした。

毎年GWに大掃除をおこなっているか

今年のゴールデンウィークに大掃除をした人のうち、毎年ゴールデンウィークに大掃除をおこなっているという人は37％でした。

GWと年末年始　大掃除をした場所

ゴールデンウィークまたは年末年始に大掃除をした人に、それぞれ掃除をした場所について質問しました。

ゴールデンウィークと年末年始の大掃除を比較すると、全体的にゴールデンウィークの実施率が低くなっていましたが、「エアコン」の掃除については、年末年始に比べてやや高くなっていました。

また、実施率の順位を見ると、「トイレ」と「お風呂場」はゴールデンウィークと年末年始で変わらなかったのですが、「居室」と「キッチンコンロ」については、年末年始の方が高くなっていました。

GW年末年始　大掃除の時に一緒におこなったこと

ゴールデンウィークと年末年始の大掃除の時に、一緒におこなったことを質問しました。

ゴールデンウィークと年末年始ともに「不用品の整理」が最も高く、次に「服の衣替え」、3番目に「寝具・カーペットの衣替え」が高くなっており、順位としては変わりませんでした。

ただその中で、「服の衣替え」についてはゴールデンウィークが年末年始に比べて約25％高くなっていました。また、「寝具・カーペットの衣替え」についてもゴールデンウィークがやや高くなっていました。

まとめ

今年のゴールデンウィークに自宅の大掃除をした人は、年末年始の大掃除よりは少ないものの、やはり一定数いるという結果になりました。

ゴールデンウィークに限らず長期休みには、そういった人をターゲットにした掃除用品関連のプロモーションをおこなうことは有効ではないかと考えられます。また、『大掃除』の告知を行うことで大掃除を行う人がもっと増えるかもしれません。

ゴールデンウィークと年末年始で大掃除をした場所を比較してみると、ゴールデンウィークに掃除をした場所の比率が全体的に低くなっていたことから、年末年始と比べて小規模で実施する人が多いのではないかと考えられます。

その一方で、「エアコン掃除」や「衣服、寝具等の衣替え」をおこなう割合が高かったことから、ゴールデンウィークの大掃除は、冬用のカーペットを夏用に替えたり、エアコンや扇風機を使えるように掃除したりといった「夏支度」のついでに掃除をおこなっているのではないかと考えられます。

（digmar編集部）