皮膚科医に聞いた「皮膚トラブルに関するアンケート調査」

皮膚科医76%が「コロナ禍でマスクによる皮膚トラブル受診者が増えた」と回答

化粧品による皮膚トラブルで原因と思われる1位が「肌に合っていない」(84.4%)

臨床皮膚医学に基づいて敏感肌のスキンケアを考える低刺激性化粧品ブランド『ノブ』を展開する、ノエビアグループの常盤薬品工業株式会社(本社:東京都港区)は、全国の皮膚科医100名を対象に、皮膚トラブルに関するアンケート調査を実施しました。
コロナ禍によってマスクが手放せない生活が続く今、皮膚科を受診する患者数の変化や、マスク着用による皮膚トラブルの具体的な症状、さらに化粧品と皮膚トラブルの相関性などについて、医療現場で実際に患者の診察にあたっている皮膚科医の皆さまの声を聞くことで、最新の皮膚トラブルの現状が明らかになりました。

【調査概要】
調査期間:2022年7月8日~2022年7月12日
調査方法:インターネット調査
調査対象:以下の条件すべてを満たす医師100名
①過去1年内に皮膚トラブルの患者を診察している
②勤続年数が1年以上
③皮膚科を標榜
調査地域:全国

調査結果 ートピックスー

1)コロナ禍における皮膚トラブルの増減について
7割以上の皮膚科医が、コロナ禍でマスク着用による皮膚トラブルを訴える患者数が増えたと回答。
コロナ禍以降、マスクによる肌トラブルに悩む人が増加していることが明らかに。

2)マスクによる皮膚トラブルの具体的な症状
マスク着用が原因と思われる皮膚トラブルを訴える患者の症状は「ニキビ」(85%) 「赤み」(82%) 「かゆみ」(70%)が多数。さらに「かぶれ」(66%)「湿疹」(63%)「アトピーの発症・悪化」(57%)など、皮膚トラブルは多岐にわたっていることが判明。

3)皮膚科医から患者へのスキンケアに関するアドバイス
9割の皮膚科医が患者に対して何らかのスキンケアに関するアドバイスを行っており、普段のスキンケアなどについてのアドバイスとして「保湿のスキンケアの方法を指導する」(69%)「使用している保湿のスキンケア製品を見直す」(40%)といった回答が上位に。

4)皮膚科医からスキンケアメーカーに対する要望
スキンケアメーカーから受け取りたいものとして、1位「正しいスキンケアの情報」(56%)2位「サンプル」(55%)。

5)化粧品による皮膚トラブルの状況
化粧品が原因で皮膚トラブルを起こしていると思われる患者が「いる」と回答した皮膚科医は9割にものぼり、考えられる原因として最も多かった回答が「お肌に合っていないスキンケア製品を使っている」(84.4%)。正しいスキンケアの重要性がうかがえる結果に。

1)コロナ禍における皮膚トラブルの増減について

コロナ禍以降、マスクによる皮膚トラブルを訴える患者の人数の変化について調査したところ、76%もの皮膚科医が「人数が増えた」「やや増えた」と回答。長引くマスク生活で、皮膚トラブルに悩む人が増加していることがわかりました。

Q. コロナ禍以降、皮膚科を受診する患者の中で、マスクによるお肌のトラブルを訴える患者の人数に変化はありますか? (n=100)

2)マスクによる皮膚トラブルの具体的な症状

マスクによる皮膚トラブルの具体的な症状についての調査では、「ニキビ」「赤み」「かゆみ」に加えて「かぶれ」や「アトピーの発症・悪化」も多いことが明らかになりました。マスクによる皮膚トラブルは多岐にわたっており、適切なケアが必要です。

Q. マスクによるお肌のトラブルを訴える患者の症状はどのようなものがありますか?(複数回答可)(n=100)(MA)

3)皮膚科医から患者へのスキンケアに関するアドバイス

患者へのスキンケアのアドバイスについては、「アドバイスをしない」と回答した皮膚科医はわずか1割にとどまり、9割の皮膚科医が何らかのスキンケアに関するアドバイスをしていることがわかりました。
「保湿のスキンケアの方法を指導する」(69%)「洗浄のスキンケア製品の使い方を指導する」(46%)「使用している保湿のスキンケア製品を見直す」(40%)といった回答が上位を占めており、皮膚科医は患者へ適切な指導を行うために、正しいスキンケアの方法や使い方についての情報収集と理解が重要であることがわかりました。

Q. 患者に、普段のスキンケアなどについてはどのようなアドバイスをしますか?(複数回答可)(n=100)(MA)

4)皮膚科医からスキンケアメーカーに対する要望

「正しいスキンケアの情報」や「サンプル」の提供が最も多い結果となりました。今回の調査により、医療現場のニーズが明らかになりました。

Q. スキンケアメーカーから受け取りたいものがありましたら、下記からお選びください。(複数回答可)(n=100)(MA)

5)化粧品による皮膚トラブルの状況

化粧品が原因で皮膚トラブルを起こしていると思われる患者が「いる」と回答した方が9割を占めました。その原因として「お肌に合っていないスキンケア製品を使っている」と回答した方が84.4%を占め、お肌に合う化粧品を使うことの大切さがうかがえる結果となりました。

Q. 化粧品が原因で皮膚トラブルを起こしていると思われる患者はいますか? (n=100)

Q. 「いる」とお答えした方に伺います。その場合、何が原因だと思われますか?(複数回答可) ※Base:「いる」と回答した医師

マスクによる皮膚トラブルが深刻化する今、正しいスキンケアが求められています。

今回、皮膚科医の皆さまの声から、マスク着用の影響による皮膚トラブルが深刻化していることや、正しいスキンケアが求められていることなどがわかりました。
常盤薬品工業のノブは、臨床皮膚医学に基づいてスキンケアを考える低刺激性化粧品のパイオニアとして、35年以上、敏感肌・にきび肌などに悩む方に寄り添い続け、多くの皆さまにご愛用いただいています。敏感なお肌をまもるために、ノブはこれからも皮膚トラブルに悩むおひとりおひとりの声に耳を傾け、よりよい商品をお届けしてまいります。

(常盤薬品工業株式会社調べ)