「マスクでメガネが曇るのが気になる」が1位。メガネ意識調査
HOYA株式会社(本社:東京都新宿区、代表執行役CEO:池田英一郎)のメガネレンズ事業を担うHOYA ビジョンケアカンパニーは11月に、20代以上の幅広い年代に「メガネについて気になること」への意識調査を実施しました。
調査結果のポイント
実施が11月下旬であった為、冷えてきた季節ならではのメガネへの悩みが見られました。
■マスクでメガネが曇るのが気になる 72.4%
レンズの曇りが気になる方のうち、
■メガネの曇り対策「何もしていない」 64.5%
■曇り対策としては、「メンテナンスが不要な曇りにくいメガネレンズを使用する」という回答が最多
調査概要
◆調査概要:「生活に関するアンケート」
【調査日】 2022年11月22日~11月28日
【調査方法】 インターネット調査
【調査人数】 1,000s
【調査対象】 政令指定都市在住の男女20代~70代
マスクでメガネが曇るのが気になる 7割以上
現在メガネを使用していて気になることを項目の中から複数選択していただきました。その結果、72.4%(724人)が「マスク装用時にレンズが曇る」を選択。他の項目と比べて高い割合となりました。
調査を実施したのが11月下旬ということもあり、今現在感じているこの季節ならではの悩みともいえます。
その他「メガネレンズの汚れが気になる」も49.6%(496人)と高い割合となり、いずれもメガネ本来の見え方に大きく影響し「見づらい」と感じる原因となる項目に悩みがあることがわかります。
メガネレンズの曇り対策 「何もしていない」 が圧倒的
問1で「マスク装用時にレンズが曇る」を選択された724人に、レンズの曇り対策について質問しました。レンズの曇り対策としては、曇り止めジェル、曇り止め専用のメガネ拭き、曇りにくい機能をもったメガネレンズ、そして曇りにくいマスクなどがありますが、「何もしていない」を選択をした方が圧倒的な結果となりました。
市場には様々な曇り対策商品がありますが、そのまま我慢し続けている方が多いことがわかります。
一方、メガネレンズの曇り対策として最も良い方法についての問いについては、特別なメンテナンスを必要としない曇りにくいメガネレンズを選ぶ方が一番多い結果となりました。
まとめ
そもそも、なぜマスクをするとメガネレンズが曇るのでしょうか?
現在ほとんどのメガネレンズには汚れを拭き取りやすくするために撥水加工が施してあります。マスク上部から出た呼気に含まれる水蒸気が撥水加工したレンズ上に結露し、その細かな粒がそれぞれ光を乱反射するため、「曇り」となります。一般的に温度が低いと結露しやくなりますので、気温の低い冬とマスクによって温まった呼気はメガネレンズを曇らせてしまいます。
「暖房のきいた電車に乗ったらメガネが曇った」「部屋に入ったらメガネが曇ってよく見えない」、といったような経験は誰もがあるでしょう。そのような状況を不便と思いつつも対策をとっていない方が多い一方で、対策としては毎日ジェルを塗ったりメガネ拭きで拭いたりする方法よりも、そのような手入れが不要な曇りにくい機能をもったメガネレンズへの関心が高い結果となりました。
(HOYA株式会社調べ)