「いい肉」とは何か。11月29日は「いい肉の日」
代替肉(植物肉・培養肉)に関する全国意識調査を実施

日本ハム株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:畑 佳秀)は、11月29日「いい肉の日」にちなんで、代替肉(植物肉、培養肉)に関する意識調査を行いました。
(調査手法:当社ライフスタイル研究室によるインターネット調査、有効回答数:全国20歳以上の男女、5,798名)

厚生労働省が発表した令和元年(2019年)「国民健康・栄養調査」によると、たんぱく質の摂取量(総数、1人1日当たり平均値)は71.4gで、そのうち動物性たんぱく質摂取量は半分以上の40.1gを占めます。また、魚介類と肉類の1人1日当たり摂取量の推移(経年変化)は、平成18年(2006年)を境に魚介類と肉類が逆転し、摂取量の差は拡大傾向にあります。

一方で、世界人口の増加や気候変動などで肉の供給が追い付かなくなり、2030年ごろには肉が不足する「たんぱく質危機(protein crisis)」が訪れるとも言われています。近い将来、「いい肉」と呼ばれるものの中には、代替肉も含まれるようになるかもしれません。代替肉がどの程度受け入れられているのか、本アンケートを通して人々の意識を問いました。

【調査結果】

調査から、代替肉に関する認知を問うたところ、植物肉では、「知っている」が25.2%、「聞いたことがある」が33.0%に対して、培養肉では、「知っている」が8.6%、「聞いたことがある」が34.3%となりました。また培養肉では、いずれの年代層においても女性に比べて男性の方が、認知が高いとの結果になりました。

植物肉、代替肉に対して「知っている」と回答した人を対象に、通常の肉と比べたイメージを問いました。その結果、植物肉において66.9%が健康に良いイメージ(やや近いを含む)を持っているのに対して、培養肉では28.1%(同)との結果でした。また、同じく「美味しさ」のイメージについて問うたところ、植物肉においては、15.2%が美味しい(やや近いを含む)とし、培養肉では、15.8%(同)となりました。「価格」では、植物肉において、通常の肉よりも価格が高い(やや近いを含む)とイメージした人が50.4%となり、培養肉でもほぼ半数の49.4%(同)という結果になりました。環境面においては、植物肉で65.7%が環境に良い(やや近いを含む)とイメージしたのに対して、培養肉では58.1%(同)となりました。

「たんぱく質不足に貢献できる」「環境問題に貢献できる」「アニマルウェルフェアである」という3つの観点から、代替肉を食べる理由になるかを問うたところ、「たんぱく質不足に貢献できる」では、植物肉で69.0%(食べたい理由になる、やや食べたい理由になる)、培養肉で52.5%(同)となりました。「環境問題に貢献できる」が食べたい理由になるかを問うたところ、植物肉で62.1%(同)、培養肉で54.6%(同)となりました。
「アニマルウェルフェアである」が食べたい理由になるかを問うたところ、植物肉で47.2%(同)、培養肉で45.1%(同)が理由になると回答しました。

培養肉:ウシやブタ、トリなど動物の細胞を培養することで作られる人工的な肉のこと。日本ハムなどの食品企業をはじめ、世界的に研究開発が進められている。コストや安全管理、法整備等の面から実用化には至っていない。

植物肉:大豆やえんどう豆などの植物性たんぱく質で作られるプラントベースミートの総称。改良により肉に近い味わいが得られるようになったこと、健康志向や環境問題への意識の高まりなどにより近年注目が集まっている。

詳細

認知(知っている、聞いたことがある)は、植物肉が6割弱&培養肉が4割強

Q.下記それぞれについて、あなたに最も当てはまるものを選択してください。

通常の肉と比べたイメージでは、植物肉は健康、環境に良いと思う人が多い

Q.植物肉/培養肉について、通常の肉と比べてどのようなイメージがありますか。それぞれに最も当てはまるものを選択してください。 A:健康に良い B:健康に悪い

Q.植物肉/培養肉について、通常の肉と比べてどのようなイメージがありますか。それぞれに最も当てはまるものを選択してください。 A:美味しい B:美味しくない

Q.植物肉/培養肉について、通常の肉と比べてどのようなイメージがありますか。それぞれに最も当てはまるものを選択してください。 A:価格が安い B:価格が高い

Q.植物肉/培養肉について、通常の肉と比べてどのようなイメージがありますか。それぞれに最も当てはまるものを選択してください。 A:環境に良い B:環境に悪い

「たんぱく質不足に貢献できる」「環境問題に貢献できる」という観点は 代替肉を食べる理由になると回答した人が半数以上

Q.下記植物肉の特徴は、食べたい理由になりますか。最も当てはまるものを選択してください。
「たんぱく質不足に貢献できる」「環境問題に貢献できる」「アニマルウェルフェアである」

Q. 下記培養肉の特徴は、食べたい理由になりますか。最も当てはまるものを選択してください。
「たんぱく質不足に貢献できる」「環境問題に貢献できる」「アニマルウェルフェアである」

<調査概要>

調査名:培養肉・植物肉に関する調査
調査方法:webアンケート
調査対象者:全国20歳以上の男女
調査地域:47都道府県
調査期間:2022年11月14日-11月16日
調査機関:日本ハム株式会社 ライフスタイル研究室

(日本ハム株式会社調べ)