副業に関するアンケート調査を実施 ”潜在副業人口”は推計4,089万人、日本全体の約6割に

未経験者も約4割が副業意向、今後も副業ワーカーは増加見込み

企業と個人をつなぐオンライン人材マッチングプラットフォームを開発・運営する株式会社クラウドワークス(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 兼 CEO:吉田 浩一郎 以下「当社」)では、副業市場の全体像を把握し、今後のトレンドを予測することを目的として、2022年9月に副業に関するアンケート調査を行いました。

■”潜在副業人口”は推計4,089万人、日本全体の約6割に

今回実施した「副業に関するアンケート調査」結果からの推計*によると、副業経験者と副業意向者を合算した“潜在副業人口”は4,089万人(59.6%)に達することがわかりました。副業経験者は33.6%であり、そのうち「現在副業をしている」と答えた人が19.8%、「過去に副業経験がある」と答えた人が13.8%でした。一方、「副業未経験だが副業意向あり」と答えた人は26.0%で、今後副業を始める人はさらに増加することが見込まれます。

*総務省統計局「労働力調査(基本集計)2021年(令和3年)平均結果」における日本の労働人口6,860万人をもとに、今回の調査結果から推計

また、副業経験者の1カ月あたりの収入について調べたところ、5万円未満の収入が65.8%と最も多かった一方、13.4%は10万円以上の副収入を得ていることが分かりました。

■副業経験を前向きに捉える傾向あり、副収入だけでなく感情報酬が得られたとの声

副業経験者に対して、副業を通じて得られたこと・大変なことについて、選択式で回答を募りました。副業で得られたことは「副収入が得られた(計311人)」が最多であった一方、「本業では得られないやりがいを得られた(64人)」「趣味・好きなことを副業にできた(47人)」といった感情報酬が得られたという回答も多く見られました。他方、副業をしていて大変なこととしては、「確定申告などの行政手続き・計算(84件)」が最多でした。
全体的な傾向として、副業をしていて大変なこと(365件)よりも得られたこと(610件)の方が多くの回答を得たことから、副業経験者は経験を前向きに捉えている傾向にあると言えます。

■調査概要

調査対象 日本全国の15歳以上の男女
調査方法 インターネットリサーチ
調査期間 2022年9月14日(水)~2022年9月21日(水)
回答者数 1,057名
実施主体 株式会社クラウドワークス

(株式会社クラウドワークス調べ)