お好み焼の意識調査「お好み焼アンケートレポート2022」発表
ライフスタイルが変わっても、やっぱり「お好み焼が好き」が約9割。
オタフクソース株式会社(本社:広島市西区、代表取締役:佐々木孝富)は、全国の生活者を対象として2022年に実施した、お好み焼にまつわる意識調査「お好み焼アンケートレポート」の結果を発表します(一部抜粋)。この調査は、2018年の調査結果との比較も用い、新型コロナウイルス感染拡大などで大きく変化する社会・生活環境において、日本の食卓でおなじみのメニューであるお好み焼の現状を把握し、お客様のニーズや、これからも親しんでいただけるようなご提案に生かしていくことを目的としています。
調査結果のポイント
※【1】のみスクリーニング調査(以下SCR調査)、【2】~【5】は本調査
【1】2018年も2022年も、3万人のうち約9割が「お好み焼が好き」は変わらない傾向。関西・中国・四国では約半数が「月に1回以上」喫食。
【2】コロナ禍で「手作り・冷凍・総菜・宅配」でのお好み焼の喫食頻度が増加。手作りが増えたのは「家にいる時間が増えた」から。
【3】家庭でお好み焼を作る理由は「おいしい・簡単・みんなで食べられるから」。フライパン調理も増加。
【4】好きなトッピング第1位は、不動の「いか」。
【5】今後、お好み焼を食べる頻度は「増えると思う」が「減ると思う」を、手作り・総菜・外食など全カテゴリで上回る。
調査方法の概要
■調査方法/調査地域:インターネット調査/全国
■調査対象:(SCR調査)20~69歳の男女 31,853
本調査)お好み焼を3カ月に1~2回以上食べる人 2,475
お好み焼を年に1~2回食べる人で、かつ近年食べる頻度が減った人 502
■調査期間:(SCR調査)2022年月4月1日~4月4日/(本調査)2022年4月7日~4月11日
【1】2018年も2022年も、3万人のうち約9割が「お好み焼が好き」は変わらない傾向。関西・中国・四国では約半数が「月に1回以上」喫食。
「お好み焼はどの程度好きか」という問いに、全体の約9割が「好き」(とても好き・好き・やや好き)と回答。(資料1)「お好み焼を食べる頻度」についての問いに対しては、全体の8割以上が「年1回以上」と回答。また「月に1回以上」は、全体で約3割に対し、関西地方・中国地方・四国地方では「月に1回以上」が約5割と、半数のご家庭で定番メニューとなっていると想定されます。(資料2)好意度、頻度ともに2018年と同様の傾向で、全国的に変わらず親しまれていることが伺えます。
【2】コロナ禍で「手作り・冷凍・総菜・宅配」でのお好み焼の喫食頻度が増加。手作りが増えたのは「家にいる時間が増えた」から。
カテゴリ別に「コロナによる自粛や制限に伴い、お好み焼を食べる頻度が増えたか、減ったか」(コロナによる自粛や制限期間は緊急事態宣言が初めて発令された2020年4月~2022年4月まで)を聞く問いでは、「家庭で作る広島お好み焼・関西お好み焼」のほか、「冷凍食品・総菜・宅配」で「増えた」が「減った」を上回る結果に。一方で、「お好み焼店などの外食店で食べる」「イベント・祭りで買う」は「減った」の回答が、「増えた」を大きく上回り、コロナ禍の影響がみられます。(資料3)
上記の増減に関し、「『家庭で作る関西お好み焼』を食べる頻度が増えた理由やきっかけ」については「家にいる時間が増えたから」が最多。反対に減った理由やきっかけとしては「買い物の機会が減ったから」が最多に。生活スタイルの変化が食卓のメニューにも関連していることがわかります。(資料4)
【3】家庭でお好み焼を作る理由は「おいしい・簡単・みんなで食べられるから」。フライパン調理も増加。
「ご家庭でお好み焼を作ろうと思う理由・きっかけ」についての質問では、おいしさ・家族みんなに喜ばれるメニューであるという背景とともに、調理の簡単さも第2位に。(資料5)
さらに「ご家庭で関西お好み焼を作る際に使用する調理器具」についても、2018年と2022年を比較すると「フライパンを主に使う」に関連する回答が、2022年は「ホットプレートを主に使う」を上回り、道具の面でも、手軽なことが重視されているようです。(資料6)
【4】好きなトッピング第1位は、不動の「いか」。
関西お好み焼・広島お好み焼の好きなトッピングは、 2018 年も 2022 年も変わらず第 1 位が「いか」。両メニューで、上位のラインアップはおなじみのトッピングが並ぶ結果となりました。(資料 7 、資料 8 )
【5】 今後、お好み焼を食べる頻度は「増えると思う」が「減ると思う」を、手作り・総菜・外食など全カテゴリで上回る。
「コロナによる自粛や制限が落ち着いた後、お好み焼を食べる頻度はどうなると思うか」という質問では、すべてのカテゴリで「増えると思う」が「減ると思う」を上回る結果に。さまざまな形で広がったお好み焼の食べ方が、それぞれのスタイルに合わせて定着していく可能性があります。(資料9)
まとめ
食環境が変化してもさまざまな形で食卓に取り入れられ続けているお好み焼の現状は、生活スタイルの変化を映す結果となりました。弊社では、そのお好み焼の食材、調理方法やシーンなどを問わない多様性に富んだフレキシブルな価値とともに、健康的で団らんなどのコミュニケーションを生む普遍的な価値を、時代やお客様のニーズにあった形で提案し続けてまいります。
(オタフクソース株式会社調べ)