男性有職者の昼食に関するアンケート調査
コロナ禍が長引き、勤務形態もすっかりと変わりリモートワークが当たり前になった方も多いかと思います。以前なら、勤務中の昼食は外食していたが、お店の営業自粛などの要因で外食することが減った人もいるのではないでしょうか。また、職場に出勤していた人が在宅ワークがメインに変わった人はどのような昼食を摂っているのか、気になるところです。
そこで今回、勤務中の昼食の実態を把握するためにアンケートを男性の有職者に対して実施致しました。また、合わせてダイエットをしている方の昼食事情もアンケート調査を行いました。
アンケート調査の概要
調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:有職者(パート・アルバイト等を除く)の男性20代~60代(全国)
調査期間:2022年3月
有効回答数:466サンプル
調査主体:弊社(株式会社マーケティング・リサーチ・サービス)
*本調査では小数点以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
回答者属性は以下のとおりです。
あなたの勤務体系についてお答ください。
Point
全く仕事場に行かない人(在宅ワーク)は全体約1割でした。約9割は併用を含め、仕事場に出勤していることがわかりました。
あなたがオフィス(仕事場)に出勤した時の昼食について、
あてはまるものをすべてお答ください。また最もあてはまるものをお答えください。
“自分で作る”ことは、コロナ禍の前と比べて、どう変化しましたか?
Point
・「職場勤務」の場合、最も割合が高かった昼食の形態は「買いに行く」(約4割)でした。次いで、「食べに行く」「家族に作ってもらう(持参する)」の順でした。また、”最も多いもの”で見た場合は「食べに行く」割合が下がりました。
・自分で作って持参する人がコロナ禍以前よりも増えた割合は約5割でした。
あなたが在宅ワーク時の昼食について、あてはまるものをすべてお答ください。
また、その中から最もあてはまるものを1つお答えください。
“自分で作る”時に、”自分以外の分”も作りますか。
誰に対して作りますか?
Point
・在宅ワークにおいて、最も割合が高かった昼食の形態は「自分で作る」(約6割)でした。次いで、「家族に作ってもらう」「買いに行く」が同率(約4割)でした。
・「自分で作る」人が、”他の人の分も作る”割合は約5割で、配偶者・パートナー向けに作る割合が最も高かったです。
あなたは現在、ダイエットをしていますか。
ダイエット中の昼食について、あなたの意識・行動に最も近いものをお答えください。
具体的にどのようなものを食べていますか?
<自由回答【抜粋】>
・脂質の少ない、鶏肉。 糖質を抑えるために、白米をそのまま食べずにおにぎりやチャーハンなど、手間を加えた米の食べ物を摂取する。
・お米220g 冷凍食品3品。 あと、はるさめスープなど
・ささみとか野菜中心
・豆腐、納豆等の高タンパク低カロリーのもの
・オートミールやそば粉などの低糖質穀物と野菜
Point
・ダイエットしている人は全体の約3割でした。
・ダイエット実施者の昼食について、全く気にせずに食べている人は全体の約2割強であり、7割以上の人がカロリーなどを気にして昼食を摂っていることがわかりました。
まとめ
- 完全な在宅ワークは全体の約1割程度で、それ以外は何かしら職場に出勤していることがわかりました。
- 職場勤務の場合、昼食の取り方について「買いに行く」割合がもっとも高い傾向でした。
また、”あてはまるもの”と、その中で最も多い回数(もっともあてはまるもの)で比較してみると、「外食する割合」が大きく下がりました。さらに、自分で作って持参する人のうち、コロナ禍前よりも持参する回数について約5割の人が増えたと回答しています。この2つの要因は、コロナ禍で外出(外食や外で購入)することが減ってきたことが影響しているのではないかと思われます。 - 在宅ワークの場合、自分で作る割合が全体の6割以上でした。この中にはインスタトラーメンのような簡易的なものも含まれていますが、自分以外の分も作る割合が約5割となり、男性も昼食を自分で作るようになってきたことが覗えます。
- ダイエットしている人は全体の約3割でしたが、昼食に何かしら制限をしている人は(ダイエット実施者の中で)約7割強でした。「カロリーを制限」が最も高く、「脂質の少ないもの」「高タンパク低カロリーのもの」などを摂り、全く食べない人は6%程度でした。
(digmar編集部)