話題の商品を試してみた オーツミルク<アルプロ>

最近、何かと話題になっているオーツミルク。
牛乳、豆乳に続く第三のミルクとして多くのメーカーから植物性ミルクが発売されるようになりました。
このため、この数年でオーツミルクを買って飲んだことがある方も多いのではないでしょうか。
オーツミルクは”オーツ麦”から作られたミルクで、食物繊維が豊富という特長があるそうですが、実際どのような商品なのでしょうか。

そこで今回はダノンジャパン株式会社様にご協力いただき、「alpro(アルプロ)」オーツミルクを弊社リサーチャーが消費者として公正にレビューをしました。
どのような評価であったのか、ぜひともご一読ください。

商品概要:「alpro(アルプロ)」

たっぷり食物繊維 オーツミルク 砂糖不使用

【製品特長】 *ダノンジャパン株式会社ホームページより

  • オーツ麦は豊富な栄養素が特長で、食物繊維、タンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン、マグネシウム、カリウム、カルシウム、鉄分、セレン、亜鉛、銅、リンなどがあり、それぞれが健康維持のために大切な栄養素です。特に食物繊維が豊富に含まれており、さらに不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方がバランスよく含まれている点が注目されています。
  • 2020年4月より運用を開始した「日本人の食事摂取基準(2020年版)」 では、食物繊維は引き続き成人男性で1日21g以上、成人女性で18g以上の摂取が目標量として設定されています。しかし、「平成30年国民健康・栄養調査」によると、30-49歳男女の1日の食物繊維摂取量は16g~18gにとどまっており、30-49 歳男女の一日の食物繊維不足分は最大7gです。毎日の食事で食物繊維を十分に摂るための工夫が必要です。オーツ麦を主原料とする「ALPRO たっぷり食物繊維 オーツミルク」 1本分(250ml)には食物繊維は、3.0g以上含まれています。毎日飲み切りサイズ1本(250ml)で手軽に食物繊維の不足分が摂れる、日本でも新しい「飲む食物繊維」です。
  • 「ALPRO たっぷり食物繊維 オーツミルク」1本(250ml)は、豆乳6本分(※1本250ml)、玄米1膳分以上、キウイ1個分と同等*5の食物繊維量を含みます。手間をかけず、豊富な食物繊維を飲むだけで摂取することができます。
  • おいしさにもこだわった「ALPRO たっぷり食物繊維 オーツミルク」は、「ほんのり甘い」と「砂糖不使用」の2つの味わいをご用意し、いずれもオーツ麦由来のやさしい甘みが楽しめる、新しいおいしさが特長です。
  • 「ほんのり甘い」および「砂糖不使用」のどちらも、お料理やご家族向けの1000mlサイズと、朝食や休憩時間にもナチュラルなおいしさをお楽しみいただける、250mlサイズをご用意しています。

今回は弊社社員(5名)が実際に飲用し、評価を行いました。以下がプロフィールです。
※今回の対象商品は「砂糖不使用」の商品です。

【20代:男性】

オーツミルクは今回が初めて


【40代:男性】

オーツミルクは今回が初めて

【50代:男性】

時々、オーツミルク(alpro)を飲んでいる。
【飲むきっかけ】
人にすすめられて飲んでみた。豆乳など他の植物性飲料より飲みやすかったので、飲むようになった。
【飲む目的】
未開封なら常温保存できるので、牛乳がない場合に備えられる。これからはカロリーなど健康を意識する場面が増えると思うが、現状では朝食の「牛乳」代替が中心。

【30代:女性】

オーツミルクは時々飲んでいる。(Alpro、GO:GOOD)
【飲むきっかけ】
オーツミルクを使ったスムージー屋さんで購入してみておいしかったので。
【飲む目的】
栄養豊富で食物繊維が沢山とれておなかにやさしい。
牛乳も大好きだけど、朝は冷たい牛乳は避けたい。




【50代:女性】

オーツミルクは今回が初めて

どのようにして飲んだか。

①アルプロ×プロテイン:牛乳よりも薄味で、牛乳で溶かしたものと、水で溶かしたものの中間のような味だった。アルプロ1本分の量が、普段自分がプロテインを飲むときの量と同じだったので、ちょうどよかった。

②アルプロ×フルーツ酢:やはり牛乳で割るより薄味になった。割とスッキリした味になって飲みやすさはあった。フルーツ酢で割ると独特の味が薄れた感じたがあって、これならアリだなと感じた。

最初はそのまま飲んだ。
その後、ココアにして飲んだ。(alproを温めて、ココアパウダーと砂糖を加えた。)

コーヒー(アイス・ホット)や紅茶(ホット)も試したが、オーツミルク単体で朝食の飲み物。

元々豆乳とバナナを使ったスムージーが好きで、朝によく飲みます。初めてオーツミルクでアレンジを試したときは、きな粉や黒糖などを入れてみたのですが、味がぼんやりしてしまっていまいちでした。色々足すよりも、はちみつやメープルシロップだけの方がやさしい麦の味を残しながらおいしく飲めます。なんとなく体にやさしい気がして、食べ過ぎた日の翌朝とかリセットしたい時によいです。

麦 → 小麦粉との連想から、ホワイトソースにしてグラタンをつくりました。

好意度は?

評価(5段階):★★

牛乳を水で薄めたような味で好きではなかった。飲めなくはないが、牛乳に代えて飲もうとは思わない。

評価(5段階):★★★★

最初はそのまま飲んだ。牛乳に近いイメージを持っていたため、味が薄いと感じた。2回目は、ココアにしてトライした。普段は牛乳を入れて飲んでいるが、牛乳よりもさっぱりとした感じがした。そのまま飲むのはあまり好まないが、”何かと組み合わせ飲む”のはよいかと思う。牛乳よりもカロリーが抑えてあるので、最近食生活を見直したいと思っていたので良いかもしれないと感じた。

評価(5段階):★★★★

あっさりした味で飲みやすい。ただあっさりしているがコーヒー(アイス・ホット)や紅茶(ホット)に入れると牛乳とは違い風味にクセを感じるため、オーツミルクの場合は単体で飲むことが多い。

評価(5段階):★★★★

なつかしい、やさしい麦の味。すこし質感がザラザラしているのが気になると、そのままだと物足りなさを感じる。

評価(5段階):★★★

豆乳の味も苦手で、これもダメだろうと思ったが、思ったより癖がなくて、豆乳よりはごくごく飲めたので「普通」とした

今後購入したいか?

購入意向度(5段階):★

コーンフレークを食べ終わった後の牛乳のような、独特の味だった。牛乳よりも味が苦手で、その上値段も高いとなるとあまり購入したいとは思わない。

購入意向度(5段階):★★★

そのまま飲むことは無いと思うので、積極的に購入しようとは思わない。ただ、色々とアレンジして飲めるし、カロリーも低めで健康にも良さそうなので、今後検討してみたい。

購入意向度(5段階):★★★★

常温保存できる便利さで朝食の牛乳代替としては味も満足しているし、今後も購入したいと思っている。ただ、牛乳との価格差が大きいのが悩ましい。

購入意向度(5段階):★★★★

割高なので大きいパックで買いたい。ただアレンジのレパートリーがまだ少なく使い切るのに苦労する。欲を言うと、もっと小さいサイズがあると嬉しい。

購入意向度(5段階):★★

私の食生活においては、食物繊維を飲み物でとることは期待していないので

自由に意見を

今回は機能面について調べずに飲んだので、味と価格の評価で買いたくないと感じたが、栄養素などをちゃんと調べたら、値段相当の価値を感じられるかもしれない。

・250mlを飲み切るのは結構きついと感じた。よって、パッケージを1,000mlのように、キャップ式、あるいはテトラパックのようにし、何回かに分けて飲めるようにしてほしいと思いました。もしくは、もっと量を小さくして、飲み切りサイズにして頂けると良いかと思います。
・味のバリエーションがあれば、良いと思います。今回試したような、ココア味だったり・・・。そうすれば、継続して飲む人は増えると思います。

コーヒーや紅茶をおいしく飲めるようにアレンジできれば、今後の健康面を考えて、飲用機会が増えると思う。

元々子供の時からオートミールを食べてたので違和感はないのですが、おいしいものとは思っていなかったので、むしろ”ミルク”だと飲みやすいんだと思いました。昨年はオートミールがダイエットにいいとちょっとバズって。友達で食べてる子もいて。同時に長続きしない(あきる)って話も聞きました。おいしいアレンジをもっと知りたい。

牛乳と同じように飲めるものとして原材料名を見たので、オーツ麦以外のものがたくさん添加されているのが気になった。機能性飲料の顔をしていたらそうでもないが。

まとめ

  • 今回試した商品がノンシュガー(砂糖不使用)だったためか、そのまま飲むことに対して、抵抗感があるようです。その人たち向けに、味のバリエーションが増えることを期待したいです。
  • 価格に対して割高感があるようです。(比較対象が牛乳になっているため)また、量も少し多いと感じている人もいたので、もう少し量を抑えて価格も抑える、あるいは、サイズのバリエーションを増やすなどの対応をするとよいかと思います。
  • オーツミルクは、カロリーが控えめで良いということはわかっているが、それ以外何が良いのかがしっかりと認識している人が少ないのではないかという印象を受けました。そのあたりをもっとわかりやすくするとブームに終わらずに継続していくのではないかと感じます。

■「アルプロ」についてもっと知りたいと思う方はこちら https://www.alpro.com/jp/

編集部では、商品などのレビュー評価を行っています。もし、評価してほしいと考えているメーカー様がいらっしゃいましたら、ぜひ編集部までご連絡ください。

(digmar編集部)