【働く女性600名に聞いたコロナ禍のベースメイク事情】

2人に1人の女性がコロナ前と比べてベースメイクに変化あり! ワークスタイル(在宅・出社)によって肌悩みやベースメイクに求める要素が多様化

「根幹から美しくなりたい」と願うすべての女性たちのために、肌をうるおすコラーゲンの研究を30年以上続けてきたブランド『LISSAGE(リサージ)』。9月1日に「リサージ カラーメインテナイザー」をリニューアルするにあたり、「コロナ禍のベースメイク」をテーマにしたインターネットリサーチを実施したところ、ワークスタイルによって肌悩みやベースメイクに求める要素が多様化し、肌に自信がなくなったと感じている方もいることが明らかになりました。また、ベースメイクを薄くする女性が多いなかで、在宅スタイルは出社スタイルに比べて、さらに肌悩みや不満点が多い傾向がわかりました。

コロナ禍のベースメイクに関する調査サマリー

コロナ禍で肌悩みが顕在化

・コロナ禍で肌悩みが顕在化し、2人に1人以上の女性が「肌に自信がなくなった」と回答。在宅スタイルの人の方がメイクに悩みを抱えていることが明らかに。
・新しい生活様式により気になるようになった肌の悩みは、ワークスタイル(在宅・出社)や年代で様々な違いがあることが判明

コロナ禍のベースメイクの変化

・コロナ禍以前と比較して、「ベースメイクを薄くするようになった」と6割が回答。
・オンライン会議で「画面に映る顔のうつりに自信がない」と思った経験81.7%。「画面に映る自分の肌を見て化粧を見直そう」と7割以上が回答。ベースメイクの変化には、WEB会議が一因か。
・「ベースメイクを薄くするようになった」と回答した方の悩みとして「カバー力」に加えて、在宅スタイルの方は「立体感」や「ハリ感」への不満も。
・新しい生活様式でのファンデーションの仕上がりにおいて重視することは「薄くてもカバーできること」82.7%、「崩れないこと」78.5%、「ハリのある肌にみえること」68.3%。

【調査概要】

1.調査の方法: WEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:日頃、ファンデーションを自分で購入し、週2~3日以上使用する働く女性(日本国内在住)を対象に実施
3.有効回答数:600名
(週に2日以下出社する女性を在宅スタイル、週に3日以上出社する女性を出社スタイルとし、年代でそれぞれ均等割付)
4.調査実施日:2021年5月18日(火)~5月20日(木)

Q1.あなたはコロナ禍のマスク生活により、肌に自信がなくなったと感じますか。また、あなたはコロナ禍のマスク生活により、メイクに悩むことがありますか。【単一回答】(n=600)

コロナ禍のマスク生活により、約2人に1人がコロナ禍で肌に自信がなくなったと感じているようです。
また、コロナ禍のマスク生活で、メイクに悩むという女性も半数を超え59.8%となっています。ワークスタイルで比較をすると、在宅スタイルが64.0%、出社スタイルが55.7%と8.3ポイントの差となり、在宅スタイルの女性の方が多くコロナ禍でのメイクに悩んでいるようです。

Q2.あなたが新しい生活様式(マスク生活・在宅勤務など)によって気になるようになった肌の悩みをお答えください。【複数回答】(n=600)

新しい生活様式で気になるようになった肌の悩みは在宅スタイル、出社スタイルともに「乾燥」、「毛穴」、「吹き出物・ニキビ」がTOP3にランクインする形となりました。在宅スタイル、出社スタイルで比較すると、在宅スタイルの方が、より肌悩みを抱えていることが分かります。
また、年代で比較をすると、出社スタイルの20代~40代すべてにおいて「乾燥」がランクインし、出社スタイルのなかではマスク生活やエアコンなどの影響からか、「乾燥」が気になる方が多いことがわかりました。在宅スタイル、出社スタイルともに40代は「ハリがないようにみえるのが気になるようになった」がTOP3にランクインしています。
ワークスタイルや年代でランキングが変動しており、新しい生活様式では、ワークスタイルや年代によっての様々な肌悩みが発生していることがわかりました。

Q3.新しい生活様式(マスク生活・在宅勤務など)でご自身の肌が気になったエピソードをお答えください。【自由回答】(n=600)

新しい生活様式でご自身の肌が気になったエピソードを伺ったところ、やはりマスクをすることで起きる、何らかの肌悩みに関するエピソードが多く集まっています。また、マスクを外した際の老け感や、ハリのなさが気になる方も多いようです。

・マスクを外したときにマスクのゴムの跡がついていると、肌に弾力やハリがなくなってきたことを痛感する。マスクをしていてもフルメイクはしているが、鼻の部分のファンデーションが崩れやすく、尚且つ鼻の皮膚が擦れて赤くなるのが気になる。(東京都41歳)
・マスクをつけている時間が長いので、外したときに顔にマスクの跡がついてなかなか取れなかったり、メイクが崩れてテカテカになっていたりして、とにかく『外すと恥ずかしい』状態になってしまう。ハリがなくて油分が多い自分の肌質が本当に嫌になって憂鬱になる。(東京都46歳)
・外へ出る機会が減り、家で自分の顔をよく見ることが多くなった。化粧もしないため、老け顔が毎日気になるようになった。(東京都34歳)
・マスクを四六時中するので、メイク崩れが気になりベタベタする。(静岡県28歳)
・ベースメイクが軽めになったので、シミが気になるようになった。(東京都29歳)
・ファンデーションのみやBBクリームのみのベースメイクだけのときもあるので、マスクで乾燥しやすくなったとは思う。(福島県38歳)
・オンラインの画面で自分が写ったとき、ほうれい線や頬のたるみが気になった。(埼玉県39歳)
・オンライン会議でみんなの肌と自分の肌を比べて汚く見えて落ち込んだ。(神奈川県27歳)
・化粧がおろそかになり乾燥を感じる。(香川県44歳)

​Q4.あなたは、新しい生活様式(マスク生活・在宅勤務など)でベースメイクに変化がありましたか。【単一回答】(n=600)

新しい生活様式でベースメイクに変化があったと計47.4%が回答しました。とくに、在宅スタイルは計56.7%と、出社スタイルの計38.0%に18.7ポイントの差をつける結果となっています。自宅で仕事をすることにより、ベースメイクを変えたという女性が多いようです。

Q5.あなたは、新しい生活様式(マスク生活・在宅勤務など)のなかでベースメイクにどのような変化がありましたか。【複数回答】(n=284)※新しい生活様式でベースメイクに「変化があった」「やや変化があった」と回答した女性

新しい生活様式でベースメイクに変化があった女性に対し、どのような変化があったかを伺ったところ、「ベースメイクを薄くするようになった」と回答した方が最も多く62.0%となりました。とくに出社スタイルが66.7%と、在宅スタイルの58.8%より7.8ポイント高い結果となっています。マスクをすることで、ベースメイクが崩れやすい等の要因より、ベースメイクを薄くしていることが推察されます。

Q6.あなたが、WEB会議で経験したことのあるものをそれぞれお答えください。【複数回答】(n=186)※新しい生活様式でベースメイクに「変化があった」「やや変化があった」と回答したWEB会議経験者

新しい生活様式による働き方で増えたWEB会議。新しい生活様式でベースメイクに変化があったWEB会議経験者に対し、上記項目について伺ったところ、いずれも7割を超える結果となりました。
新しい生活様式(マスク生活・在宅勤務など)でベースメイクを変えた一因としてWEB会議があるのかもしれません。

Q7.ベースメイクを薄くした際の、不満点をお答えください。【複数回答】(n=81)※新しい生活様式でベースメイクを薄くし「不満」、「やや不満」と回答した女性

ベースメイクを薄くし、「不満」、「やや不満」と回答した方に対し、ベースメイクを薄くした際の不満点を伺うと、「カバー力」が足りないが最も多く65.4%となりました。カバー力に関しては在宅スタイル、出社スタイル共通の悩みとしてありますが、在宅スタイルの方が画面で見る機会が多いからか「立体感」「ツヤ感」を求める傾向にあるようです。

Q8.新しい生活様式(マスク生活・在宅勤務など)でのファンデーションの仕上がりについて、各項目をそれぞれお答えください。【単一回答】(n=284)※新しい生活様式でベースメイクに「変化があった」「やや変化があった」と回答した女性

新しい生活様式でベースメイクに変化があった方に、新しい生活様式においてファンデーションの仕上がりにおいて重視するようになったことを尋ねると、「薄くてもカバーできること」82.7%、「崩れないこと」78.5%、「ハリのある肌にみえること」68.3%という回答に。新しい生活様式でファンデーションに求める要素がわかる結果となりました。

コロナ禍での新しい生活様式において様々な肌悩みが顕在化し、多くの女性が肌に対し悩みを抱えている状況はまだまだ続いているようです。その悩みはワークスタイル(在宅・出社)や年代などで異なっていることが調査から明らかになりました。ベースメイクへの意識としては、心地よさや、マスクに付着することを防ぐためか、ファンデーションは薄く塗るようになった人が多くみられ、また、薄くてもカバーができ、崩れにくく、ハリ感のあるいきいきとした肌に魅せてくれるものが求められていることがわかりました。

(株式会社カネボウ化粧品 調べ)