~天気の変わり目は不調に注意!女性の約50%が気象病を経験~
漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売するクラシエ薬品株式会社は、気象病の実態調査を行いました。
調査概要
※調査概要
○調査対象:全国の20代~60代の男女200名(有効回答数)
○調査期間:2021年5月6日~11日
○調査方法:インターネットアンケート
約5割の人が「気象病」を経験
「気象病」は、気候や天気の変化が原因でおこる身体の不調の総称とされています。気候変化の激しい、季節の変わり目や梅雨の時期、また台風が多い時期などに特に起こりやすいと言われています。今回行った調査によると、約5割の人が気象により身体に不調を感じたことがあると回答しました。さらに男女別では女性(52%)の方が多く、近年注目が集まっている病気のひとつとされています。
また、身体の不調を感じたことがあると回答した方に、その症状について聞いたところ、1位は「頭痛」(56.4%)で、「疲労感」(44.7%)、「首や肩の凝り」(31.9%)と続きました。
漢方では、気候による体調の崩れをとても重要視し、身体が受ける気候からの悪影響を大きく6つの邪気に分けています。特に梅雨の時期などは、気候の変化や低気圧による雨の影響が大きく、過剰な”湿気”による「湿邪(しつじゃ)」が原因で身体に不調をおよぼしていると考えています。
漢方では、人の体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つで構成されていると考えられており、この3つがバランス良く巡っていることで心身の健康が保たれます。湿邪により、身体の水の巡りが滞って「水滞(すいたい)」の状態になってしまうと、頭を締め付けられるような頭痛や頭重感、重だるい倦怠感など、まさに気象病と同様の症状が起こりやすくなると考えられています。
自分も湿気をためこんでしまっているかどうか、是非チェックしてみてください。その不調、実は湿気からきているものかもしれません。
<「水滞」症状チェックリスト>
□水分をよく摂るわりにトイレの回数が少ない
□お腹を触ると冷たい、お腹がちゃぷちゃぷする
□夕方になると足がむくみ、ふくらはぎを親指で押したらへこんで戻らない
□靴下のゴム跡はクッキリと残る
□気分が落ち込みやすい
□曇りの日や雨が降ると体調をくずしやすい
(クラシエ薬品株式会社 調べ)